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雑記

やってしまった…

こんにちは、にゃー子です。

朝、長男(年長)とケンカをしてしまいました。

自転車の後ろに長男、前に長女(年少)を乗せ、保育園に向かって自転車を漕ぎ出した時、

長男「○○くんは僕より先に違う学校に行くの?」
※○○くん=4月から小学生になったお友達

私(ん?違う学校?何?○○くん転校すんの?いや、聞いてない…)

まだ庭から出ていなかったので、後席の長男とちゃんと会話をしようと思い、一旦自転車を止めて振り返りました。

私「違う学校って?○○くんは、もう小学校に行ってるよ」

私(それは長男も知っているはず。何度もその話はしてるし…)

長男「いや、えっと、僕より、さ!き!に!違う学校に行くの?」

私「ん?違うって何?同じ学校だよ。○○くんは、もう保育園には行っていなくて、小学校に行ってるよ。」

長男「○○くんは、僕より年上だから・・・先に違う学校に行くの?」

私「年上・・・そうだね。もう今小学生だよ。違う学校・・・」

長男「小学校の、つ!ぎ!の!学校に行くの?」

私「小学校の次は中学校だね。でも、小学校は6年間行くから、■■(←長男)が小学校に行くとき、○○くんはまだ同じ学校にいるよ」

この後も、息子はめげずに同じ質問を繰り返してくれました。

でも、だんだんと息子が涙目になっていることに気が付きました。

「あ…」とは思ったものの、私は息子が何を疑問に思っているのか全く分からず、強い口調で回答を続けてしまいました。

どうしても、「違う学校」という表現の意図が分かりませんでした。

(もしかして、私は知らないけど、○○くんと長男の会話で「転校する」って聞いたのかな?確かにうちの地区はもう一つ小学校選べるしな)

らちが明かないので、

私「○○くんは、違う学校には行きません。」

と締めくくり、自転車を漕ぎだしました。

漕ぎながら冷静になると、(強く言いすぎたな…)という思いが出てきました。

涙を貯めながら一生懸命説明してくれた長男の姿を思い、申し訳ない気持ちになりました。

長めの信号待ち中、後ろを振り返って、

私「さっきは強く言っちゃってごめん。■■の言ってることの意味が分からなくて、ママもイラっとしちゃった。ごめんね。」

とだけ伝えました。

保育園に着き、長男のシートベルトを取りながら、もう一度謝りました。

私「強く言い過ぎた。ごめんね。」

長男「・・・」

息子は、プイっと顔を背けました。

私(あぁ…。やってしまった…。)

私「聞きたかったことは、解決した?」

息子「・・・」

私(これ以上は何も言ってはいけないな…。たぶん。どうするのが正解だろうか…。)

そのあと、息子はひとりでスタスタと歩いていき、靴を脱ぎお部屋に向かいました。

私は娘が靴を脱ぐのを待ち、息子を追いかけました。

すると途中で、長男が壁のくぼみに隠れていました。

顔が見えなかったのですが、普段の長男とのやりとりを思い出し、

私(お?いじられ待ちかな?)

と思い、「ワッ」っと両手で背中を触ってみました。

しかし長男の反応は、私が予想していたものではなく、笑顔は見れませんでした。

私(これは、ほっとくのが正解のやつか?)

そのまま、先にお部屋に向かった娘を追いかけようと、3歩くらい歩いて、

私(いや、だめだ)

とっさに、振り返って長男に向かって手を差し出しました。

私「手、つなご」

私(どうだ?つないでくれるか?)

考える間もほとんどなく、長男はすぐに私の手をとってくれました。

私(よかった…。怒ってはいないようだ。とても複雑な感情を抱えているのは確かだけど、ひとまず良い方向だ。)

そのまま、笑顔はないけどぐずることはなく、いつものバイバイタッチをして保育園をでました。

『正解はない』というけれど…

こういうことがあると、どうしても “正解” を求めてしまいます。

もちろんテストのような “正解” はない。でも、『こっちよりはこっちのほうがいい』という意味での “正解” はあるはずで。

だけどそれも、結局は『人による』ところも大きかったりする。

子育て…に限らず、人とかかわるのって難しい…。


終わり

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